クレカ積立とは?ポイント還元でお得に積立投資する方法
📅 2026年6月10日 公開(2026年9月15日 更新)
投資信託の積立をクレジットカードで支払うと、ポイントが貯まってお得になります。この記事では「クレカ積立」の仕組みと、損をしないカード選びのポイントを解説します。
クレカ積立の仕組み
クレカ積立とは、毎月の投資信託の積立代金をクレジットカードで決済する仕組みです。証券口座とクレジットカードを連携設定すれば、あとは毎月自動で積立が行われ、決済額に応じてカードのポイントが貯まります。引き落とし口座への入金忘れで積立が止まる心配がなく、買付日も証券会社が決めた日に自動で実行されます。カードの利用明細には「投資信託の買付」として計上され、翌月以降にほかの買い物と一緒に引き落とされます。つまり「投資の入金」を「カードの支払い」に置き換えるだけで、投資の中身自体は通常の積立と変わりません。
最大のメリットはポイント還元
通常、投資信託を現金で積み立ててもポイントは付きません。クレカ積立なら決済額の0.5〜1%程度のポイントが付くため、同じ金額を投資しても「ポイント分だけお得」になります。毎月5万円を還元率1%で積み立てれば年間6,000円分、上限の月10万円なら年間12,000円分の計算です。貯まったポイントを投資信託の買付に回せる証券会社もあり、楽天証券では楽天ポイントで投資できます。ただしポイントはあくまで付随的なもので、投資信託そのものの値動きによる損益のほうがはるかに大きい点は忘れないでください。
還元率はカードと証券会社の組み合わせで決まる
クレカ積立の還元率は「どの証券会社で、どのカードを使うか」で変わります。基本的に同じ系列で揃えないと使えず、証券会社によっては対応していないところもあります。たとえば楽天証券は楽天カード、SBI証券は三井住友カード(NL)などの三井住友カードやOlive、三菱UFJ eスマート証券はau PAY カードというように、証券会社ごとに対応カードが決まっています。また同じ証券会社でも、カードのランク(一般・ゴールド・プラチナ)で還元率が変わる設計が一般的です。当サイト掲載の証券会社とカードの対応は次のとおりです。
| 証券会社 | 対応カード | クレカ積立の還元 |
|---|---|---|
| 楽天証券 | 楽天カード/楽天プレミアムカード | 楽天カードで0.5〜1%/楽天プレミアムカードは銘柄を問わず1.0% |
| SBI証券 | 三井住友カード(NL)・三井住友カード ゴールド(NL)などの三井住友カード/Olive | Vポイントが貯まる(カードのランクで還元率が変わる) |
| マネックス証券 | マネックスカード | 積立5万円まで最大1.1%(2026年10月買付分からカードショッピング利用額が条件に) |
| 三菱UFJ eスマート証券 | au PAY カード | Pontaポイントが貯まる |
| 松井証券 | — | クレカ積立に非対応 |
| DMM 株 | — | クレカ積立に非対応 |
※還元率はカードのランク・積立額・銘柄などの条件で変わります。最新は各証券会社・カードの公式サイトでご確認ください。
積立上限額と新NISAとの関係
クレカ積立には月10万円までという上限があります(2024年の制度改正で5万円から引き上げ)。新NISAのつみたて投資枠は年120万円で、月に均等に積み立てると10万円になるため、つみたて投資枠をすべてクレカ積立で埋めることが可能です。ただし証券会社によっては、積立額に応じて還元率が段階的に変わったり、一定額を超える部分の還元率が下がったりする設計があります。「上限まで積み立てれば還元も比例して増える」とは限らないため、自分の積立額での還元率を確認しましょう。枠の考え方はつみたて投資枠と成長投資枠の違いで解説しています。
設定手順と、始める前の注意点
設定の流れは、①証券口座を開設する、②対応するカードを用意する、③証券会社のサイトで積立設定の決済方法に「クレジットカード」を選び、カード情報を登録する、④銘柄と毎月の積立額を決める、の4段階です。初回の買付日は設定した日付によって翌月以降になることがあります。注意点は3つあります。まず、ポイント目当てに生活費を削って積立額を増やさないこと。次に、カードの利用枠を積立分が占めるため、他の支払いと合わせて枠に余裕があるか確認すること。最後に、還元率や対象カードは証券会社の判断で変更されることがあり、条件変更の案内を見逃さないことです。
まとめ|同系列で揃え、投資は余裕資金で
クレカ積立は「ポイントを貯めながら非課税投資ができる」仕組みで、現金で積み立てるより有利なのは確かです。ただし投資信託は元本が保証されず、短期では値下がりすることもあります。ポイントは選ぶ理由のひとつであって、投資を始める理由そのものにはしないでください。すでに持っているカードに合わせて証券会社を選ぶか、還元率の高い組み合わせで新たにカードを作るのが基本の考え方で、証券会社の選び方はネット証券の選び方も参考にしてください。還元率や上限は改定されることがあるため、設定前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
よくある質問
Q. クレカ積立は毎月いくらまでできますか?
A. クレカ積立の上限は月10万円です(2024年の制度改正で5万円から引き上げ)。新NISAのつみたて投資枠は年120万円なので、月10万円の積立で枠をすべてクレカ積立で埋められます。ただし積立額に応じて還元率が段階的に変わる証券会社もあるため、自分の積立額での還元率を確認してください。
Q. クレカ積立はどのクレジットカードでもできますか?
A. できません。証券会社ごとに対応カードが決まっていて、基本的に同系列で揃える必要があります。たとえば楽天証券は楽天カード、SBI証券は三井住友カード(NL)などの三井住友カードやOlive、三菱UFJ eスマート証券はau PAY カードです。同じ証券会社でもカードのランクで還元率が変わるのが一般的です。
Q. クレカ積立を始めるときに注意すべきことは?
A. 注意点は3つあります。ポイント目当てに生活費を削って積立額を増やさないこと、積立分がカードの利用枠を占めるため他の支払いと合わせて余裕があるか確認すること、還元率や対象カードは証券会社の判断で変更されるため条件変更の案内を見逃さないことです。投資信託は元本保証がなく、投資は余裕資金で行いましょう。
この記事で紹介したカード
この記事で紹介したネット証券
新NISAの積立をこれから始める人へ
口座開設は無料で、クレカ積立に対応しているネット証券から選ぶのが基本です。積立額ごとの還元は クレカ積立シミュレーター で計算できます。
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📚 出典・参考(公式): 金融庁 NISA特設ウェブサイト
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