マイルの貯め方入門|クレジットカードで始める陸マイラー
📅 2026年7月12日 公開(2026年9月11日 更新)
マイルと聞くと「飛行機によく乗る人のもの」と思われがちですが、実は日常のクレジットカード決済だけでも着実に貯められます。この記事では、いわゆる陸マイラーの始め方と、マイルの基本的な貯め方・使い方を解説します。
マイルとは|ポイントとの違い
マイルは航空会社が発行するポイントプログラムで、日本ではANAのマイルとJALのマイルが代表的です。一般的なポイントと違い、特典航空券に交換したときの価値が高くなりやすいのが特徴です。使い方次第で1マイルの価値が数円相当になることもあり、旅行好きの方には特に魅力的な制度です。一方で、共通ポイントのように1ポイント=1円で店頭ですぐ使えるわけではなく、特典航空券には座席数の制限や必要マイル数の変動もあります。「貯めやすさ」ではポイント、「使ったときの伸びしろ」ではマイル、という性格の違いを理解したうえで、自分が年に何回飛行機に乗るかを基準に選びましょう。
飛行機に乗らずに貯める「陸マイラー」とは
搭乗ではなく、日々の買い物やポイント交換でマイルを貯める人を俗に陸(おか)マイラーと呼びます。マイルが貯まるクレジットカードで日常の支払いをまとめるのが基本スタイルです。食費や光熱費、通信費など毎月の固定支出をカード払いにするだけでも、1年で意外なほどマイルが積み上がります。たとえば月10万円の決済を1年続ければ120万円で、付与率1%相当なら12,000マイルの計算です。国内線の特典航空券に必要なマイル数は路線や時期で変わりますが、日常の決済だけで年に1往復分を目指すのは現実的な範囲です。
マイルが貯まるクレジットカードの選び方
マイル系カードを選ぶ際は、決済額に対するマイル付与率、年会費、マイルの有効期限の3点を確認しましょう。年会費無料のカードは気軽に始められる一方、付与率や移行条件は有料カードのほうが有利な傾向があります。まずは自分の年間決済額を把握し、年会費を払っても元が取れるかを計算するのがおすすめです。当サイト掲載のマイル系カードを表にまとめます。
| カード | 年会費 | 貯まるマイル | 特徴 |
|---|---|---|---|
| JALカード | 2,200円(初年度無料) | JALマイル | ショッピングマイル・プレミアム加入でマイル還元率が2倍。入会時・毎年初回搭乗時にボーナスマイル |
| ANAカード(一般) | 2,200円(初年度無料) | ANAマイル | 入会時・毎年のカード継続でボーナスマイル。フライトごとにボーナスマイル加算 |
| ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,700円 | ANAマイル | 入会時・毎年の継続で1,000マイル。空港ラウンジなどアメックスの旅行特典 |
| 東急カード(TOKYU CARD) | 初年度無料(翌年〜1,100円) | TOKYU POINT(JALマイルと相互交換) | PASMOオートチャージや東急グループで貯めたポイントをJALマイルへ |
| マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カード | 34,100円 | ホテルポイント(40以上の航空会社のマイルへ移行可) | 毎年の継続で1泊分の無料宿泊特典 |
※年会費は税込。付与率・ボーナスマイルの条件は変更されることがあります。最新は各カードの公式サイトでご確認ください。
共通ポイントからマイルへ交換するルート
クレジットカードのポイントや共通ポイントを、マイルに交換して貯める方法もあります。東急カードのTOKYU POINTはJALマイルと相互に交換でき、マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードのポイントは40以上の航空会社のマイルに移行できます。交換レートはルートによって異なり、交換キャンペーンが実施されることもあります。ただし交換に日数がかかる場合や、交換上限が設けられている場合もあるため、余裕を持ったスケジュールで交換しましょう。「まず共通ポイントで貯めて、必要なときにマイルへ」という流れなら、飛行機に乗らない年はポイントのまま使えるため無駄がありません。
貯めたマイルのおすすめの使い方
マイルの王道の使い道は特典航空券への交換です。特に国際線では1マイルあたりの価値が高くなりやすいといわれます。ほかにも座席のアップグレードや電子マネー・ポイントへの交換など使い道は多彩ですが、ポイントへ交換すると1マイルの価値は下がる傾向があるため、旅行に使うのが基本です。特典航空券は座席数が限られ、繁忙期は取りにくいため、予約開始日を把握して早めに動くのがコツです。有効期限があるプログラムが多いので、失効前に計画的に使うことが陸マイラー成功のコツです。旅行向けカード全般の選び方は旅行でお得なクレジットカードでも解説しています。
まとめ|まず「どちらの航空会社か」を決める
陸マイラーを始めるときに最初に決めるのは、JALとANAのどちらのマイルを貯めるかです。よく使う空港の就航路線や、家族が使う航空会社に合わせるのが基本で、両方を少しずつ貯めると特典航空券に届きにくくなります。決めたら、①そのマイルが貯まるカードを1枚選ぶ、②固定費と日常の決済を集約する、③貯まったマイルは特典航空券に使う、④有効期限を管理する、の順番で進めましょう。年会費と付与率のバランス、有効期限やボーナスマイルの条件は改定されることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
よくある質問
Q. 飛行機に乗らなくてもマイルは貯まりますか?
A. 貯まります。マイルが貯まるクレジットカードで食費や光熱費、通信費など毎月の固定支出をまとめて払うのが、いわゆる陸マイラーの基本スタイルです。たとえば月10万円の決済を1年続ければ120万円で、付与率1%相当なら12,000マイルの計算です。日常の決済だけで国内線の特典航空券年1往復分を目指すのは現実的な範囲です。
Q. ANAとJALのマイルはどちらを貯めればいいですか?
A. よく使う空港の就航路線や、家族が使う航空会社に合わせるのが基本です。両方を少しずつ貯めると特典航空券に届きにくくなるため、まずどちらか一方に決めましょう。決めたら、そのマイルが貯まるカードを1枚選び、固定費と日常の決済を集約し、貯まったマイルは特典航空券に使い、有効期限を管理する、という順番で進めます。
Q. マイルとポイントはどちらが得ですか?
A. 性格が違います。ポイントは1ポイント=1円で店頭ですぐ使える「貯めやすさ」、マイルは特典航空券に交換したときに1マイルの価値が数円相当になることもある「使ったときの伸びしろ」が特徴です。ただし特典航空券には座席数の制限や必要マイル数の変動があります。年に何回飛行機に乗るかを基準に選ぶのが基本です。
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